風味のよい水出しコーヒーが、手軽に楽しめます。
水出しのコーヒーやティーを、手軽に楽しめるツールが登場しました。
セット内容はこちら。左から、
- カラフェのフタ兼カップ
- フィルターキャップ
- メッシュフィルター
- スタンド
- ガラスカラフェ
- レインメーカー
- タンク
そのほか、紙フィルターや、レシピの載った説明書が入っています。
ここまで分解できるから、隅々まで洗えて清潔。安心して、長くお使いいただけます。
今回は、アイスコーヒーを作ってみます。
挽いたコーヒー豆200gに対し、800ccの水を使います。
抽出方法は、とってもシンプル。
タンクにフィルターをセットしたら、挽いたコーヒー豆を200g入れて、レインメーカーをセット。
ガラスカラフェで水を800cc計り、レインメーカーの上からゆっくりと回しかけます。
レインメーカーはその名の通り、通した水を雨のように落とし、
タンク内のコーヒー豆にまんべんなく行き渡らせます。
説明書には、豆に水を行き渡らせるために軽くスプーン等で混るようにと記載があります。
でも今回はレインメーカーの働きで、スプーンを使うことなくしっかりと水を浸透させることができました。
そのまま12~24時間おいて、コーヒーをゆっくりと抽出していきます。
冷蔵庫で一晩(およそ18時間)抽出しました。
一晩経っても、見た目には目立った変化はありません。
これを、タンクの下部にセットされたフィルターを通して、濃縮コーヒーを抽出していきます。
レバーひとつで濾過スタート。素敵な香りが広がります。
タンクをスタンドに乗せ、スタンドの下にガラスカラフェをセットします。
レバーを下げると濾過が始まります。
この器具で作るコーヒーは、熱を加えていないので酸化が少なく、
コーヒー本来の味と香りを楽しめるんだそう。
濾過している間中、周りにはふんわりと、コーヒーの香りがしていました。
このときオフィスでは、スタッフが全員集まって、朝のミーティング中。
「わぁー」と歓声があがり、とっても気持ちが和む、いい香りでした!
とっさの事態も想定した、OXOならではの親切設計。
スタンドのレバーは、下げるとツメが出てきて、
ガラスカラフェを正しい位置にセットしてくれます。
またガラスカラフェを外すと、
このツメがレバーを上へ押し戻して、濾過を止めてくれる仕組み。
だから、カラフェの位置がずれていたり、うっかり動かしてしまっても、大丈夫。
コーヒーがテーブルに漏れ出さない、安心設計です。
20分程待つと、濾過が完了します。
コーヒーがタンクから落ちてこなくなったら、完了のサインです。
濾過にかかった時間は、およそ40分。説明書には、20分程度との記載があります。
今回はフィルターとフィルターキャップの間に付属の紙フィルターを挟んで抽出したせいか、
時間が少し長めにかかりました。
200gの豆と800ccの水から、およそ450ccの濃縮コーヒーができました。
濃縮されたコーヒー液のせいか、すこしとろりとした感じ。
香りはツンとしたところがなく、香ばしくさわやかな香りです。
味の調節は思いのまま。お好みの濃さで楽しめます
抽出した濃縮コーヒーは、水やお湯、ミルクなどで割り、
お好みに合わせてお楽しみください。
分量の目安は、濃縮コーヒー60ccに対して水やミルクが120cc。
濃縮コーヒーの計量には、カラフェのフタ兼カップをお使いください。
カップについた線まで注ぐと、およそ60ccです。
できあがったコーヒーは、オフィスみんなで、午後のコーヒータイムに。
ほとんどのスタッフがミルクで割って楽しみました。
でに中には、原液のまま薄めずに楽しんでいたツワモノも!(エスプレッソが好きとのこと)
酸味が抑えられて渋みが少なく、香りもさわやかなので、誰にでも楽しみやすい味。
コーヒーが苦手なスタッフは少し薄めに割って、「これなら飲める!」と喜んでいましたよ。
豆の挽き具合や、お湯の量、お湯の温度。
様々な条件でコーヒーの風味は変わってくるので、
コーヒーを淹れるのって、慣れるまでは少し、難しく感じてしまうことも。
でもこのコーヒーメーカーなら、味見をしながら少しずつ加減ができるので
お好みの味に調節しやすく、失敗がぐっと減りそう。
お客様のおもてなしにも、喜んでいただけそうです!
熱を加えないことでアクが出ず、酸化が少ない濃縮コーヒー。
冷蔵庫で保存すればおよそ2週間と、
お湯で抽出するコーヒーよりも長くお楽しみいただけます。